このたび当社は、「情報処理の促進に関する法律」に基づく、経済産業省の「DX認定事業者」の認定を取得しました。(令和8年11月2日)
■ 「DX認定制度」とは?
DX認定制度は、デジタル技術による社会変革に対応するため、経営ビジョンや戦略、推進体制などの準備が整っている事業者を、国が認定する制度です。
■ 当社のDX推進に対する背景と取り組み
当社は1931年の創業以来、資源の回収・再生事業、フォークリフトや建設機械向けカウンターウェイトの製造、塗装、海外調達など、「資源循環」と「ものづくり」の両面から産業を支えてまいりました。
近年は、労働人口の減少や熟練者の技能継承、地政学的リスクと世界人口増加がもたらす為替・原材料市況の変動、国内外の拠点間における情報連携など、
対応すべき課題が年々増えています。こうした中、「これまで培ってきた現場力に、データとデジタル技術を掛け合わせる」ことを経営の基本的な考え方とし、全社でDXに取り組んでまいりました。今回の「DX認定」は、こうした経営ビジョンや戦略、推進体制の整備が評価されたものです。
■ これまでの主なDX・AI関連の取り組み
1.現場作業の見える化とデータ活用
JP事業部(塗装工場)等の製造プロセスにおいて、バーコードスキャンによる製品の進捗登録を運用しています。現場で蓄積した作業内容や工数のデータを情報として活かすことで、業務の効率化と納期の正確性向上につなげています。
2.自社開発による業務の内製化と基幹システムの刷新
現場や間接業務で見つかった課題の対策ツールを試作し、実務での検証・改善を経て本稼働、他事業部へ展開するプロセスを標準化しています。あわせて、受注・生産・在庫・出荷の情報を一元管理する基幹システムの刷新を進め、手作業によるミスや属人化の解消を図っています。
3.AI・IoTを活用した品質向上と工場の高度化
小山工業高等専門学校と、生成AIを活用した建設機械部品の外観検査に関する共同研究を進めています。判断基準の標準化を目指すとともに、設備のIoT化による生産ラインの可視化にも取り組んでいます。
4.DX推進体制の整備と人材育成
推進体制につきましては、毎月のDX進捗会議で各事業部の取組みを共有・レビューしており、2026年8月までに25回開催しました。新入社員へのDX教育・AIツール活用研修に加え、既存社員を対象としたリスキリングや、IT関連の資格取得を推進しています。
2025年7月から運用している社内提案制度「AiMO」では、携帯電話でQRコードを読み取るだけで、誰でも簡単に改善提案ができる体制を整えています。
また、情報セキュリティについては、IPA「SECURITY ACTION」二つ星の自己宣言を行っています(2019年9月)。
今回の認定を励みに、経営と現場が一体となったDXを継続的に推進し、資源循環とものづくりの相乗効果による事業の高度化と持続的な企業価値の向上に取り組んで参ります。
■当社のDX推進への取り組み
■DX認定制度(経済産業省)
■DX認定事業者一覧(IPA DX推進ポータル)

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ツルオカ 企画・管理部 担当:鶴岡(TEL:0285-39-2233、E-Mail:shunya(at)tsuruoka.co.jp)
※ (at) は @ に置き換えて下さい。

